パットの、ほんとう

恒久的視差補正

藤田寛之は、ボール後方から見た場合とアドレスに入った場合に、両者にラインの差があると仰います。

   これ人間の両目が離れて頭についていることで起こります。

もちろん一般にはこの配置に大きなメリットがあり、一番のそれは立体的に見えることと遠近差を認識できることですが、ゴルフというスポーツでは打ち出し方向に正対せずに真横からラインを見ることで視差が生じます。

    藤田の凄いなぁと思うのは、この視差を軽くいなしているということです。

即ち、両者で差があることを認めたうえで、その時に感じた印象でどちらか(後方からのラインに向かって打ち出すか、アドレス時に見えるラインに打ち出すか)を選ぶということです。

     我々でしたら、後方からのラインを信じて(ナビラインを使って合わせた方向へ)打ち出しますが、藤田は違っていて自分の感性を信じるということです。

  なので、藤田はナビラインを入れてなくてTitleistというロゴを何となくラインに向けておくという現実的なやり方をしています。

    で、タイトルに戻ります。

  この視差は、毎日1m、2m、5mのパッティングを続けることで恒久的に補正(ナビラインが無くても正しい方向にフェースを合わせることが)できます。

    私は毎朝のパット練習を続けていてこれに気が付きました。

  だから、藤田のようにパットではナビラインは使っていません。

  藤田のようには入りませんが(笑)。

  私がナビラインを使うのは、今はティーショットの場合だけです。

  こうすることでティーイングエリヤの向きや傾斜、風景に惑わされずに狙いの方向に打てます。ティーショットでのOB防止の秘薬と言えます。
    但し私の場合は2,3日続けて朝練をさぼることがありますので、その場合の翌日は5m先のボールにパットで距離勘よろしく当てることが出来なくなる場合があります。


2mまでは正しくエイミングできるのですが、、、。


これは両眼の機能が視差を出すという本来の人間の眼の機能目つき?に戻ってしまったのだと思います。


    藤田は遠征中のホテルでもパット練習をしているそうですから、私のように視差戻りが出ないのではないかなと想像しています。

    なお、藤田がアドレスに入ってからの見え方で、後方からの見え方かアドレス時の見え方のどちらかの選び方として、「その時の感じ」としているのは、多分傾斜の大きさや上りや下りとその程度に応じた直感が働いて、結局は入る確率が高い方を選択しているのだと思います(ここは私の推定)。
 

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