パットの、ほんとう

身体知力を高める

経営学者の野中郁二郎さん(現一橋大学名誉教授)は、グラマンの機銃掃射から自分を救ったのは「身体知」だとおっしゃいます。

   「私の履歴書」(日経新聞2019.09.03.)から一部を引用させていただきます。

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  無意識のうちに身体が何かを感じ取り、何とか危険を回避できた。
  無意識とは人間が生きるための本能と経験の集積体である。
   私は後に、こうした無意識の知(暗黙知)と、数値や文字で表現できる「形式知」との関係を研究のテーマにするが、少年の日の記憶がどこかに引っ掛かっていたのかもしれない。
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    日本の技術や知恵は暗黙知、欧米のそれは形式知ということも野中さんはどこかで仰ってました。
    我々がモノを学ぶ場合、今や形式知から学ぶのが当り前となっていますが、これは野中さんの研究が貢献していると思います。
    ゴルフもそうですね。図や写真、動画なども形式知の一部と言えます。

  しかし、この履歴書を読んで、ゴルフの練習を続けることの意味が身体知を高めることにあるように感じました。

    野中さんは身体知で危険を回避できましたが、練習を続けているとパットを成功させる身体知が高まるのではないでしょうか。

  練習で思わぬ気づきが湧くことがありますが、無意識のうちに身体が何かを感じ取り、それが上手くストロークするということにもなりますし、脳への刺激となって身体知を高めているように思います。

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