パットの、ほんとう

ストロークの再現性と長期記憶

パッティングにおける「ストロークの再現性」を高める上で、日頃の練習は効果が高いものです。カップインの4条件の1つであるストロークの再現性については別項をご覧願ます。

さて、その再現性という言葉、最近名のあるティーチングプロたちも使い始めましたが、誤解もあるようです。

もともと、REPEATABILITYの訳語ですが、この言葉は時間経過の要素があまり含まれてい無いようです。同じ再現でも、短い時間の経過後に再現できれば、それも再現。そういう意味での再現性です。

我々は、今パットのストロークが上手く出来て(例えば5m先のカップに入った)、続けて同じようにカップインしたら、良いストロークが再現できたわけですから、再現性(REPEATABILITY)が高いと言えます。

しかし、我々に必要なのは、短時間での繰り返しではなく、今日出来たことが明日や明後日、いや1ヶ月経っても再現できなければ、パットが上手くなったと言うことにはなりません。

即ち、長い時間経過後の再現性が求められるわけです。
そのような場合は、REPRODUCEABILITYという言葉が適切のようです。
日本語ではどちらも再現性という言葉ですが、この違いの認識は大切です。

そして、REPRODUCEABILITYは脳の長期記憶領域に納められて初めて実現出来ます。

即ち、短期的な記憶ではなく、長期記憶が必要だと言うことです。

長期記憶に納められるまで練習を続けることで、グリーン上では自然に(いつも練習している)ストロークが再現できるということになります。

パット巧者と言われる方は、長い年月の練習を通してストロークの再現性が極めて高いですが、ストローク(フォーム)が長期記憶領域に納められているからに他ならない、と考えると彼らを真似る(日頃から練習を続ける)必要をお感じになると思います。

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