パットの、ほんとう

フォームつくり

パットに型なしと言われますが、どんな型にせよその再現性が高くなければ良い結果にはつながりません。 ですから、良いパットの条件の第一は再現性の高いストロークと言えます。   何故なのでしょうか? ゴルフの解説では「何故そうする必要があるのか」が説明されることが少ないので、敢えて触れてみます。 パットに限らずショットでもそうですが、ゴルフはシューティングゲーム。 ショットやパットしたボールはクラブを離れたら、人間の意図を以ってコントロールすることは出来ません。 これを(専門的で恐縮ですが)オープンループ制御と言います。 アーチェリーもそうですね。放たれた矢は狙いとズレても軌道修正することは出来ません。いわゆる「矢」りっぱなし(笑)です。 ですから、クラブから離れるボールが如何に狙い通りに意図したところに向かうかを決めるのはゴルファーのフォーム次第です。 なので、ゴルフのフォームは再現性の高いことが強く求められます。   対して、針に糸を通す動作は、常に目標である針の穴に糸を通すことを目で確認しながら体の動きを変化させて成功するように、目がセンサーとなって無意識のうちにコントロールしています。これを閉ループ制御(フィードバック制御)と言います。   両者の制御の特性はそれぞれ得失があり、併用するのが良いのですが、ゴルフは閉ループでコントロールすることは出来ないゲームです(ここが大切なところです!)。

なので、ゴルフで結果を決めるのはフォームだけです。   アプローチの解説記事(「新基一展ショートゲーム」週刊パーゴルフ2017年NO.6)で内藤雄二さんは「目線をキープして絶対頭を動かさない!!」と指導されていますが、これは再現性を高めるための最も大切な心がけです。
  結果が気になり、ルックアップが早い方はパットのミスにつながります。
  記事は、制御理論の通り(オープンループ制御なので)「ボールを目で追っても結果は良くはなりませんよ。むしろ悪くなるだけですよ。遣りっ放しに徹するのがベストな結果につながるんですよ」と仰りたいんでしょうね。
   シリーズものなので、いずれパットの解説になると思いますが、パットでも同じことを仰るのではないでしょうか(笑)。

ページUP