パットの、ほんとう

H・ペニックの皮肉

「ハーヴィー・ペニックのゴルフ・グリーン・ブック」(菊谷匡裕訳 集英社文庫刊)に「皮肉」という一節がありますので、引用させて頂きます。
ーーーー
ゴルフにおいては、あなたの得意な部分と苦手な部分とがいつも共存している。

弱点を克服できれば、あなたのゴルフは飛躍できるであろう。

皮肉なのは、人びとが自分の得意なことばかり練習したがる点である。
ーーーー
これはこれで怖いくらいに的を得た指摘と納得ですね。
誠実な人柄の「ゴルフレッスンの神様」の言葉だけにガツンという印象です。
で、神様のお言葉に返すようですが、練習には二通りあるように思います。

1.苦手な部分を得意な部分にすべく行う練習。
2.得意な部分が劣化しないように維持する練習。

1は苦労して習熟しますが、この場合は目標が明確ですので、練習も熱心です。
なので、大概クリアー出来ると思います。

難しいのは2ではないでしょうか。
出来ているので、練習のモチベーションも前者に比べて低いと思います。
しかし、練習をしないと確実に劣化します。

出来ていることが出来なくなったり、出来ていると勘違いすることをスポーツ心理学では誤概念というそうです。こういうところがゴルフの難しさ、面白さではないでしょうか。
誤概念に陥らないように「練習を続けること」も大切のようです。

ページUP