パットの、ほんとう

グリーンを読む能力

「パッティングのすべて」(米ゴルフダイジェスト社編 上津原時雄訳 ベースボールマガジン社刊)の「ビリー・ジョーンズ」のパットという一節に次のような記述があります。一部を引用させていただきます。

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どんなに正確なパットをしても、そのパットはオンラインでなければカップインしないのである。

だからまずラインを注意深く選ぶことが肝要である。

打つ前にラインを決め、しっかりそのラインに沿ってボールを打てということである。グリーン上の凹凸などにあまり気を取られると、パットのストロークに対する決断が損なわれる結果になる。

私の意見では、悪いパットは、ボールそのものの作用よりもむしろ、グリーンがプレーヤーに及ぼす影響に起因するものである。

グリーンの傾斜とスピードを判断する能力は、決して神が我々に与えたものではない。この判断力をある程度開発し、身につけることは可能なので、パットを練習する際、完璧に正確なパットストロークを練習するよりも、むしろ大部分の練習時間をこの能力の養成に割くべきである。

あるプレーヤーがもしも毎日自分が正しいと思うライン上に沿ってボールを打ち、また正しいと思うスピードでボールを打つ練習を繰り返せば、彼はきっと相当上達するであろう(*1)。

本当にスコア上に効果のあるのは3yds(2.7m)以下のパットをより多く沈めることである。

重要なのは、人間の能力の限界において、長いパットをカップの近くまで常に寄せうる確実さであり、残り1yd(90cm)かそれ以下の距離を必ず入れることである。

そして、グッドパットの要点は「firm hitting」(しっかりと打つ)ことである。
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*1:この通りの練習方法は一般のアマチュアには無理かもしれませんね。そんなに練習時間を取れないですから。
   以前、カナダの量販店に寄った時に、パットの試打場に上手い老人がおられたので聞いてみたら「毎日ラウンドし、終えたら必ずここに来てパット練習」と仰ってました。
そのパター試打場は日本の量販店の2倍くらいの広さがありました。
こういう環境ならば話は別ですが、、、。

しかし、ラインを読むスキルというのはいつまで経っても劣化はしません。やればやるだけいつまでも上達します。

機会あるごとにラインを読むスキルに取り組むのが良いようです。

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