パットの、ほんとう

正確な距離把握

現在、男子ツアーで賞金レーストップを走る小田孔明は平均パット数ランクでも首位を走っています。
 
その小田孔明は(歩測をすることによって)パットのレベルが上がったと仰います。
 
「なぜゴルフは練習しても上手くならないのか」(児玉光雄著 東方出版)の最終章は著者の児玉さんと小田孔明のインタビューとなっていて参考になります。
 
一部を要約して引用させて頂きます。
 
―−−
児玉:アプローチの距離などのイメージの出し方のコツは?
 
小田:パットにしろアプローチにしろ必ず歩測する。見た目は信用できない。歩測して15ヤードだとわかったときに、安心できる。
 
見た感じで距離を予測してしまうと、寄らない。アマの方も後ろに迷惑がられない程度に、アプローチでも歩測したほうがいい。
 
例えばピンまで17ヤードだったら、14ヤード上げて残りを転がそうとか、イメージが湧く。
 
距離をしっかりイメージできないと、ただ打ってるだけになってしまう。
 
パットを歩測して外した場合でも、それがデータとして自分のなかに蓄積される。
 
僕も歩測を始めたことでかなりレベルが上がったと思う(*1)。
 
だからジュニアに教える時は絶対に歩測させる。時間がかかって面倒かもしれないが、それで教えた子は皆上手になっている。
―−−
 
*1:この著書の出版は2008年8月です。
   ですから、レベルが上がったというのは07年度とそれ以前のデータを比べての話と考えられます。
 
そこで、JGTOのデータを覗いてみました。
 
 年度  平均パット数 ランク
2003 1.8159  81
2004 1.8212  84
2005 1.8333  −−
2006 1.8033  68
2007 1.7826  11
2008 1.7537   1
2009 1.7527  10
2010 1.7989  57
2011 1.8690  19
2012 1.7560   7
2013 1.7349   2
2014 1.7269   1  (現時点)
 
 06年度まではランク60位台以下。ところが07年度は11位。即ち、小田はこのことを言っておられるように思います。距離の正確な把握がそれだけ効果があると言いたかったのだと思います。
 
 そして、出版直後の08年度にはなんとランクNO.1に躍り出ています。

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