パットの、ほんとう

松山のパット

松山英樹が米ツアー(メモリアル)で初Vをモノにしました。
「松山、米ツアー初V」

それを報じた日経新聞(2014.06.03)には、Y・K編集委員の記事の中に次のように述べられています(一部を引用させて頂きます)。
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4歳から父・幹男さんの手ほどきでゴルフを始めた松山はもともとパターが一番の得意クラブ。

愛媛・松山市内の実家には以前、6畳の部屋一面にパターマットが敷かれ、幼いころから感性を磨いて来た。

地面に根を下ろしたような安定した下半身で正確なストロークをする。

タッチは繊細、グリーンの読みにも優れている。(中略)

阿部靖彦監督には大学時代から「米ツアーで頑張れる選手を目指せ」と発破をかけられていた。

「勝つためには何が必要か?」探究心があり、練習場でも他の選手をじっくり観察、練習方法など良いと思ったものは進んで自己流に。
コーチがいなくてもiPadやデジカメでスイングを撮影し自分で考えながら進化を続けている。(後略)
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よく、石川遼のパットと比較されますが、石川の高校時代の監督だった吉岡徹治さんは、当時「パットについては松山の方がはるかに完成されている」と仰ってました。

これで松山の次の目標はメジャーとなりました。

そのためにはもっとパッティングを磨かないといけないですね。

松山のパッティングのSTATS(PGAtour)から引用させて頂きます。

メモリアルを終了時点でのStrokes Gained−Puttingは0.020でランク97位。

即ち、今季いままでパットがスコアへ殆ど(他の選手に比べて、ですが)貢献していない、と言うことですね。

また、今季現時点での短いパットでのカップインの確率とそのランクは
1.5m以下の場合 95.71%   134位
1.5〜3mの場合 54.60%    106位  です。

良く入っていますね。

問題は他の選手はもっと入っているのでランクは低いと言うことは明白です。

米ツアーで松山はショットで稼いできたと言えます。

他の米ツアー選手は、入れごろ外しごろの距離の「パットを外していない」と言うことですね。それだけ多くの練習をしているものと思われます。

逆に言えば、松山がメジャーに勝つ可能性が見えて来ていると言うことではないでしょうか。

なお、松山のアドレスやストロークは素晴らしいですが、この試合でボール位置が両目線の真下でなく、少し外(身体から離れている)でした。

多分、御本人は真下に置いているつもりでしょうが、こういうところもこれからはシビアにチェックしてストロークの再現性を高める必要があるように感じました。

そう遠くない将来の松山のメジャー初Vを願って応援しています。

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