パットの、ほんとう

ストロークの再現性を高める

明けましておめでとうございます。

間隔を置いて繰り返し学習すると記憶が長続き(定着)することは誰でも経験することですね(心理学で言う「分散効果」)。

これは長期記憶領域に記憶が納められるからだといわれています→「長期記憶」

ところがこのことが世界で初めて日本の研究チームによって科学的に解明されています。

理化学研究所(野依良治理事長)脳科学総合研究センター(利根川進センター長)の運動学習制御研究チームの研究成果です。

要約すると
運動学習の記憶を長持ちさせるには適度な休憩(間隔)が必要で、休憩の間に学習の記憶が神経回路に沿って移動し固定化するというものです。

即ち、集中学習の記憶は小脳皮質に保持され、分散学習することで小脳核に保持される、ということが分子レベルで解明されました。

運動学習には休憩(間隔)が大事だということが科学的に証明されたということですね。

このことは運動学習の記憶が長続きする仕組みが解明されたということでもあります。

詳しくは→「運動学習の記憶を長持ちさせるには、、、」

パットストロークの習熟(長期再現性を高めること)には、週1回の集中練習よりも毎日(にその時間を分散して)の繰り返し練習が効果が高いとD・ペルツさんは報告しています(「パッティングの科学」D・Pelz著 児玉光雄訳 ベースボールマガジン社刊)が、そのこととまったく符合するものです。

Pelzさんが大学生を対象にした実験で示したことを、日本の科学者が(マウスを使った実験で)脳内の分子レベルで証明した、といえます。

再現性の高いストロークを身につけるには毎日の練習が効果的と言う事を脳科学者が示しています。

今年こそ長期再現性(→「パットの核心2」)の高いパッティングのストロークを身につけようとなさる方、どうぞ自信を持って練習に取組んで下さい。

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