パットの、ほんとう

変則グリップ

パットの場合に変則グリップという言葉が存在するのか疑問はありますが、D・ストックトンはその著書「無意識のパッティング」(吉田晋治訳 青春出版社刊)のなかで「変則グリップにも利がある」という一節があります。

著者は「自分に合っていると感じられてフィーリングがより出せるグリップであれば、私はどんなグリップでも構わないと思っている」と述べておられます。

著書から引用させて頂きます。
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父がパターの握り方を教えてくれたのは60年前のことだが、私は教わったグリップを変えたことがない。
こう言うと時代遅れ、或いは他のゴルファーのグリップを見下しているように思われるかもしれないが、実際はその正反対である。
(で、上記のどんなグリップでも良いと思っている、と続いています)
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著者自身は、逆オーバーラッピングのグリップで、それを変えたことがないという事ですが、別項で強調しているのは、パットは転がすものであるということと、強く握り過ぎないことで距離勘(原文は距離感)を出すことだと言っておられます。
「打つのではなく転がす」
「距離勘と握りの強さ」

私どもでは、グリップについて論じていませんが、以上のような考え方であることも、背景にあります。

ある方は、最近ドライバーと同じグリップにしたら調子が良いと仰ってます。

ドライバーと同じグリップということは、他のクラブも同じでしょうから、パターまで含めてすべてのクラブを同じグリップ(握り方)をなさっているということですね。

再現性の高いストロークが得られ、距離勘も出るというグリップであれば、誰でもご自身のフィーリングに合ったグリップを採用されればよろしいのではないでしょうか。

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