パットの、ほんとう

パットの重さ

「パッティングの科学」(D・ペルツ著 児玉光雄訳 ベースボールマガジン社刊)の第1章は次のように始まっています。
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パット数の平均が全ショットの43%というのは妥当な数値である。
70台の場合パット数は平均30程度、スコアが85のプレーヤーは35、95のプレーヤーの平均パット数は38である。

パッティングはゴルフと言う競技の(打数の)43%を占めている。即ち、
   パッティング   43%
   ウッドプレー   25%
   ウェッジショット 13%
   ショートアイアン 6%
   ミドルアイアン  5%
   トラブルショット 5%
   ロングアイアン  3%
      合計   100%

現実の競技では、重要性の半分以上を占めていると言っても良い。

その理由は:
1.パットは各ホールの最後のストロークになるということ。
 各ショットを失敗してもパット次第でパーを拾うことが出来る。しかし、パットを失敗すると取り戻すことが出来ないストロークを失うことになる。つまり(確実に1打足されて)もう1回パットすることになる。

2.パッティングはごく近くから監視される。
 4人でプレーする場合、ごく近くに3人が立ってあなたのパットを見ている。
疑いなく、ゴルフで最もプレッシャーを感じる場面である。

3.正確で信頼できるストロークが出来るようになれば、パットが下手なゴルファーと比べてロングホールでも著しく有利なゲーム運びが出来る。

 アイアンのアプローチショットをピンそばにつけるギャンブルをする必要は無い。
グリーン中央に乗せれば、ツーパット又はワンパットでカップインさせることが出来る。

 パッティングに自信を持っていれば、ティーショットでのプレッシャーも少なくて済む。
しかも(完璧な次打が打てる「最高の位置」を狙う危険なショットをするよりも)最も安全な場所を狙ってドライバーショットが打てる。

パッティングに自信があり、それが技術に裏付けられ、繰り返しそのストロークが出来れば、プレッシャー無しにフルスイングしてこの長い競技を十分戦いぬけるのである。

パッティングが好調なら、しっかりした競技の組み立てが出来る。

たとえミスショットしても、パターで挽回できるという自信を持ってプレーできれば、驚くほどスイングが楽になるのである。
(だから)統計上は43%だが、実際には50%以上になっているという意味がお分かりになるだろう。
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もう一度パットの重さをかみしめたいと思います。

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